中嶋常幸プロ

積年の思い

マスターズの中継を見ていて貰い泣きした方が多かった。長年解説者として日本人選手を応援し自身も9度の挑戦を経ての積年の夢を遂に後輩が果たして呉たという万感の思いが一気に溢れ出てきたのだろう。本当に感動的な瞬間だった。

大の大人が人目も憚らず、てか全国ネットの生放送中に涙腺崩壊。ちょっとした放送事故ではないけれど、感極まるに値する凄じい舞台があの瞬間にあったように感じられた。

ドキドキのドラマ

最大5打差がついた時は安心して見ていられ18番ウイニングショットを決める姿やホールアウトした直後の勇姿がどんなポーズなるのかワクワク楽しみにしていたが、徐々にそわそわと落ち着きが消え失せるゲーム展開に。

悪夢だけは目にしたくないと祈る様な様な心境に。図太さ抜群の松山が平静を装いつつも緊張していく姿が画面を通じても伝わってくる。筋書きがあるハリウッド映画とは違う先の展開が見えない本当のスリル。不安と期待が交錯。気がつけば余裕吹き飛んでしまう緊張感に包まれてしまった。

バック9のプレーは技の競演とはいかなかったがある種の人間ドラマというか背負ってきたものが噴出する朝5時頃には想像だにしていなかったGameにすっかり変貌。中島プロはそれをみて後半辛かっただろうにと労いそして最大限の祝福していた。

チャーミングな魅力

マスターズの歴史やゲームの面白さにも魅了されたが、人間味溢れるTommyの人柄にも惹きつけられた。元々好きなプレーヤーだったが益々ファンになった気がする。大会の3日目終了時点から松山にお願いしてグリーンジャケットに自分も袖を通してみたいとお茶目なコメントをずっと言っているが複数の番組で同じ事を語っていたのでジョークではなくきっと本気の本気の御様子。こういう側面もチャーミングなTommyの魅力の一つか。だけど次はもう泣かないでね。笑 GdF D

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です