ライダーカップ

米国選抜vs欧州選抜

ライダーカップは隔年で開催される米国代表vs欧州代表の団体戦。普段目にするストロークプレーとは別のスポーツではないかと思えるほどの熱狂の渦の中で繰り広げられる対抗イベントである。

国の威信

国と国の威信とプライドのぶつかり合い。オリンピックのメダル争いとはまた異なる緊張感や興奮がある。団体戦ならではのチームワークやチームへの個人の責任感があるからだろう。

見ているものを楽しませる他の要素はギャラリーが更に其れを煽っている様な空気がある。ゴルフの観客というと静かに見守るお行儀の良さをイメージしがちだが、このイベントだけは別物のようだ。敵側のプレーヤーに対するブーイングも「お約束」を見せられている様で敵地側に乗り込む選手達も十二分心得ている様子で、悪趣味だったり不快感はなく楽しみの一つでもある。

Home & Away

開催地は持ち回りで実施される。敵地に乗り込めば手強い選手ほど激しいブーイングを浴びる。2018年にタイガーウッズがひときわ騒がしい大ブーイングを浴びていたのも彼の実力/活躍/存在を相手側が認めているからこそなのだろう。

サッカーや野球と同じ様にホームゲームとアウェイゲームを交えながら開催するのもまたイベント楽しくさせている要素なのだと思う。

アジア人には少し距離のあるイベントでそこは残念ではあるのだが、ナショナリズムの高まりと母国や地域の威信をかけてチームプレー臨む姿がつまらない訳がない。

2020年は残念ながら不開催となってしまったが、是非とも2021年の熱戦が見れることを楽しみしている。GdF D

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