マッチプレーvs ストロークプレー(GdF Dad)

ゴルフの魅力の一つに多様なプレー形式がある事が挙げられる。ストロークプレーが一般的だけれど、マッチプレー形式は独特の楽しみ方があって別のスポーツではと思うほどプレースタイルや戦略に大きな差をもたらす。

普段からマッチプレー形式ばかりやっている訳ではなく、ナッソーやスキンズマッチ、「お友達」でhole by hole で競う要素を盛り込んでおく事はそれなりに面白い。只、総ストローク数を一旦忘れ本気で真剣なマッチプレー戦略に没頭することほど痺れる競技形式はない気がする。

企業の対抗戦。個人競技でなく5組x5組で激突するhole by hole のチーム戦は真剣そのもの。同業他社ライバル企業同士のプライドを賭けての真剣勝負は大の大人が何十年前の学生時代の部活動にタイムスリップした気持ちになって取り組める。

各組みでHigh & Gross 勝敗を決める。両チームスコアが良い方同士のスコア(High)で先ずは勝敗ポイントが確定し、もう一つは同じチーム2名の打数合計(Gross)でもう一つの勝敗ポイントが動く。つまり各ホールで最大2ポイント動く訳だ。

このルールは組み合わせ/ペアリングが極めて重要で勝敗を分けるほど運命を左右する。マッチプレーに適したポートフォリオを組成しなくてはいけない。勝利ポイントを取ろうとすればパー必要になってくるが、爆発力のあるプレーヤー(パーも出すが大叩きもやらかす)と安定型のプレーヤーが補いつつ負けるホールが多少出たとしてもDrawを増やして勝ちホールを積み上げていければ負けないので、爆発力を絶妙に引き出す為のペアリングが肝となる。

残りホールを意識しながらドーミーホールを迎えたり、凌いだり、いい歳こいても痺れる緊張感はいつもと違うスポーツのように思わせて呉れ、もうやりたくない、と思うが間を置くともう一度味わいたいと病みつきになる魅力がある。GdF D

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です