PGAの試合で韓国のプレーヤーがストロークしたパットがカップ脇に55秒静止した後にカップインしたのだが審査委員に認められず、結局一打罰が課されたと言う出来事起こったようだ。
Twitterで様子も出ていたので実際の映像も見てみたけれど、やっぱり55秒は長く感じられこれは諦めが悪いのかなと言うのが正直な印象。
プレーの迅速化
PGAは2019年に大幅なルール改正を実施した。改正の狙いや背景としてはゴルフ初心者を取り込み易く難易度を下げ、そしてプレーの迅速化を狙うものだったと言われている。それにより人気が上がらない若年層を取り込もうと言うもの。その精神に照らすとカップ脇の10秒ルールは妥当だと思うし合理的なルールではなかろうか。
プレーヤーのイメージ
今回物議を醸し出したのはマスターズ大会で怒りに任せてパターを破壊してしまった選手。この選手が巻き起こした騒動だから余計に賛否両論が分かれるところなのかも。
気の毒だが先週のあの一件で悪いイメージ(ヒール的なキャラ)が付いてしまったのは事実だろうね。
それ故にPGA側がルールを理由に公明正大に問題解決したのは天晴れかもしれない。同伴競技者だったマットクーチャーはダンディーで好きな選手だが彼が食い下がってくれた事(ボールは動いていた)は美しいと光景にも映ったが、さりとてこのプレーが世界中のお手本になって世界中プレーヤーがカップ付近で1分近く待たれてしまってはやはり不味いと思う。
マットクーチャーがこの騒動の当事者だったら審査結果が変わるだろうか?また私自身の持論も違うものになるだろうか?自問自答してみた。
良いお手本に
やはり一流プレーヤーには素晴らしいプレーを見せると全てのアマチュアゴルファーに対して同時に良いお手本になるべきだと。業界も模範となるrole modelを望んでいるだろうから、迅速なプレーのお手本となって欲しいものだ。10秒ルールはアマチュアの私が知っているのでプロは当然ご存知の筈。ここは気持ちを切り替えてサクッとタップインする潔いsportsmanshipを見せて貰った方が良かったのではと感じている。GdF D